今回は私がかねてから導入を検討しており、やっと購入に至った“焚き火専用鉄板”のレビューです!
「焚き火料理に幅を出したい」「楽しく焚き火で料理をしたい」などの方にぜひ読んでご意見いただきく思います。
商品スペック
今回ご紹介する鉄板は、
ZEOOR極厚鉄板 板厚4.5mm(TokyoCamp焚き火台対応)です!!
軽くスペック紹介しますと。。
材質:黒皮鉄板
板厚:4.5mm
製品サイズ:222×312×4.5mm
焼面サイズ:222×312mm
重量:約2.4kg
メーカー:ZEOOR
大きな特徴としては、
①板厚が4.5mmと分厚いこと。
②焚き火台専用設計で調理時にズレないことです。
では板厚が分厚いと何が違うのか?などを含め、”ZEOOR極厚鉄板”を実際に使用している私が考えるメリット・デメリットをご紹介していきます。
ZEOOR鉄板のメリット
肉が美味しく焼ける
この鉄板の最大の特徴は板厚が4.5mmと分厚いこと。一般的にBBQ用として販売されている鉄板の板厚は1〜2mmであることを考えると約2〜3倍。
では板厚が厚いと何が良いのか?それは蓄熱量、保温性に優れているため、食材に効率良く熱を与え、本来の味を損なうことなく美味しく焼き上げることができるということです。
具体的には、
①食材の内部まで火を通すことができ、食材の表面だけが焼けすぎない
②火が直接当たらない端まで熱が伝わり焼きムラがない
③加熱による変形を生じない
などが言われています。フライパンでステーキを焼こうとすると表面はよく焼けている、焦げているのに中まで火が通っていないということありませんか?それを解消してくれるのがこの分厚い鉄板。
せっかく奮発して買ったステーキならより美味しく食べたいですよね。鉄板焼き屋さんで食べるA5のステーキと卸売り屋さんで買ったA5のステーキ、何が違うのか?素材の違いももちろんあるのかもしれませんが、もしかしたら調理方法の工夫で近い味が再現できるのではないでしょうか?
鉄板焼き屋さんで食べるステーキ美味しいですよね!あれが自宅やキャンプで食べれると思うとワクワクしませんか?笑
食材がくっつかない
焚き火で使うとかなりの熱量(負担)がかかるので、なかなか良いフライパンを購入するのはちょっと。。でも安いフライパンを使うと食材がフライパンにくっついてしまってストレスになったり、見た目もボロボロになってしまう。なんてことありませんか?
この極厚鉄板は鉄職人が素材や設計にこだわった安心の日本製の黒皮鉄板とのこと。
試しにくっつくフライパンで焼きたくないものトップクラスの餃子(私しらべ)を焼いてみました。
いかがでしょうか?
ヘラを差し込んだ瞬間、なんの抵抗もなく「サクッ」と貫通。
ちょっと焼きが甘いのは私の力量不足として、ひっつきやすい焼けの甘い状態でサクッとひっくり返せたので、現状としては間違いなく合格点であると思います。
ヘラでガシガシ使える
鉄板焼きやお好み焼き屋さんといえば、”大きなヘラ”ですよね。大きなヘラを巧みに使い、美味しい料理を焼き上げていく。そんな素敵なキャンプ飯に憧れているのは私だけでしょうか?
くっつかないようにコーティングされたフライパンには使えないような鉄製の大きなヘラをガシガシ使えるのは、分厚い黒皮鉄板ならでは!
しかもこの極厚鉄板の製造元の「ZEOOR」さんは様々な焚き火台専用設計の鉄板を製作されており、私の使用している「TOKYO Camp焚き火台」もそのひとつ。
専用設計なので、ヘラでガシガシ調理しても、調理中に薪を足す際、多少薪が焚き火台に接触しても全く鉄板がズレるということはありません。
フチがない
こちらはデメリットのイメージが強いかもしれませんが、実際使ってみて感じた良さをご紹介します。
①掃除がしやすい
一般的なフチあり鉄板の小さいものを使っていた頃は端に集めてキッチンペーパー
などですくい集めて、隅に溜まってしまったカスの掃除に手こずったりしたものです
が、こちらの極厚鉄板はフチがないので端から端までヘラ又はスクレーパーを走らせ
れば簡単お掃除完了!焚き火台の足元にクズ受けを置いておけば、そこに落とすだ
け。
基本的に鉄板は洗剤等で洗うものではないですが、もし+αの清掃をされる方で
も油などが溜まりやすく洗いにくい場所がないので、メンテナンスが格段に楽になる
のではないかと思います。
②焼面が広い
一般的なフチあり鉄板の場合、
(製品サイズ)ー(フチ4辺)=(焼面)となるのですが、
極厚鉄板はフチがないので、
(製品サイズ)=(焼面)となります。
また焼面が広く確保できることで、左半分は蓋をして蒸している間に右でちょこっ
と別の調理なども可能になります。
ZEOOR鉄板のデメリット
フチがない
先ほど『フチがないことはメリットだ』のように記述しましたが、もちろん良いことばかりではなく、『フチがないことによるデメリット』もあります。
食材やタレなどが溢れ落ちる
最大のデメリットはもちろんこれです。大人数でのキャンプなどたくさんの食材を炒めるときや、汁気を含んだ食材、タレを使った料理の際は意図せずタレなどが溢れ落ちることが想像できます。一度に調理する食材の量を減らす、汁気のものはスキレットを使うなど工夫が必要ですね。。
重い
一貫して『鉄板の厚さは正義』のように語ってしまっていますが、やはり鉄の塊。板厚が増せば増すだけ重くなるのは必然です。ちなみにこちらの極厚鉄板①4.5mmと②6.0mmの2種類のバリエーションがあり、先に述べたように当然分厚い方が蓄熱量、保温性に優れるのですが、①は約2.4kgに対して②は約3.2kgとなり3kgオーバー。車でしかキャンプに行かないという方なら、大した違いではないかもしれませんが、私のようにメインがツーリングキャンプの人には小さくない違いかと思います。
徒歩かバイクか、車かにもよりますが、買った後に後悔しないためにも移動手段に応じた選択が重要ですね。
実際に使ってみて
先日キャンプに行ったときに早速使ってみたので、レビューします。
調理第一弾は、「ハンバーガー🍔」!!
マクドナル○で食べるような量産型ではなく、「ザ・キャンプ飯」というような””大きな分厚いパティを焼き、山盛りのチーズを溶かして食らいつく!””をしてみたかったからです!
いざやってみて、1枚100g超えの分厚めパティでしたが、確かに火の通りも早く、表面が焼けるすぎる(焦げる)ようなこともなく、自分で言うのもなんですが、上手に焼けたように思います。
また製品サイズ自体はA4サイズと決して大きくはないのですが、全面が焼面なため、パティを2枚焼く傍らでバンズを準備する(軽く焼く)こともできました。そしてパティを返す際も一切ひっつかず、ストレスフリーで返すことができました。
分厚いパティに盛り盛りチーズ、レタス、そこにバンズにオリジナル配合のソースを忍ばせれば、しっかり美味しい『男の肉盛りハンバーガー』が完成しました!!
おまけ
長々と興奮気味にお伝えして参りましたが、こちらの『極厚鉄板』の購入にあたって私も不安がなかったわけではありません。
”フチあり”が一般的な中、”フチなし”を買って後悔しないだろうか。製造元もクリアで品質も間違いなく良さそうなのにレビュー記事、動画などが一切見当たらないのはなぜ?など心配なところもありましたが、買って良かったと思える鉄板でした!
使用にあたって、使い勝手の良さなどは先に述べましたがそれ以外にも、鉄板で調理する様子を見た友人が「本格的!!」「美味しそう!!」など絶賛してくれたときに買って間違いはなかったと思えました。
キャンプ用の鉄板をお探しの方、キャンプをより楽しみたいと考えておられる方の参考になれば幸いです。記載している以外のことで気になる部分があれば、コメント、お問い合わせいただければ、ぜひお答えしたいと思いますので、お気軽にコメントください。
ではまた!!
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